MASAKAZE柾風 春岡

開館時間

10:00 —— 18:00(水曜・第2木曜 休館)

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Edge of Craft

際の技術

石、木、ステンレス。性質の違う素材が出会う場所には、
見えない寸法と、現場での判断があります。

One line, many decisions

美しい納まりは、線を細くすることだけでは生まれません。温度で伸びる鋼、湿度で動く木、ほとんど動かない石。それぞれの変化を読み、必要な逃げを残しながら、正面からは静かな一本の線に見せます。

45度に加工した木口を合わせる留め加工

01 —

Miter

留め

木口同士を45度に落として合わせ、正面から木口を見せない納め方です。刃物の角度だけでなく、木が将来動く方向を見て0.3mm前後の逃げを取ります。接着後は面を一度につなげ、光を当てて線の揺れを確認します。

石とステンレスの間に設けた2mmの目地

02 —

Joint

目地

異素材の間には標準2mmの目地を設けます。細く見せることより、奥行きと下地の構成が重要です。動きに追従するバックアップ材を仕込み、表面の充填材だけへ力が集中しない断面をつくります。

木と石の境目に納めた細い見切り材

03 —

Parting

見切り

厚み1.5mm前後の見切り材は、異素材の段差を受け止める小さな部材です。色、反射、木目の向きを見ながら、消すのではなく、空間を整える一本の線として位置を決めます。

乾燥状態を確認しながら加工する無垢材

04 —

Moisture Control

含水率管理

木は含水率8〜10%を目安に整えてから加工します。工房内だけでなく、設置する室内の空調や日射も確認します。数字を測り、木取りを変え、必要なら加工の手を止めて待つことも製作の一部です。

工房で原寸を確認する製作工程

05 —

Site Fitting

現物合わせ

図面の寸法を守りながら、最後は現物に合わせます。壁のわずかな倒れ、床の不陸、石の個体差を原寸で拾い、工房と現場を往復して調整します。完成後に見えなくなる判断ほど、取付前に丁寧に残します。

See the Materials

素材と納まりを、実物で

ショールームでは、三つの素材と際の断面サンプルをご覧いただけます。

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